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​新しいサドルの製作(冬用)

 

先日、ギタ友のohtaさんにお願いして、新しいサドルを作って頂きました。

きっかけは、オフ会の時、6弦のビビリがちょっと気になるなぁ~と思い、弦高を測ってみると、6弦12フレットで2.0mmを少し切る位まで落ちているのに気付きました。

冬場の乾燥の影響だと思いますが、私的にも少し低すぎる様に感じていました。

そんな時、ohtaさんがご自身でサドルを作られているのを知り、お願いしちゃいました。(^^ゞ

 

湿度によるトップの動きを考えると、サドルは夏用、冬用と使い分けるのが理想的なのかもしれませんが、とりあえず、今回は冬用の少し弦高を上げるサドルを作って頂きました。

下の写真からもお分かりになると思いますが、これは、結構大変な作業だと思います。

オリジナルのサドルがオクターブピッチ等、結構しっかりと作られていたそうですが、それにしても、私には到底出来ない匠の技のように思えます。

 

サドルは、一般的な牛骨とオイルドボーンの2種類で作って頂きました。

オイルドボーンの方が若干弦高を高めに作って下さったそうで、音もそれぞれ違うそうですが、Ohtaさんにお勧めいただいたオイルドボーンのサドルが、これめちゃくちゃ気に入ってしまいまして、まだ普通の牛骨の方を試していません。(笑)

弦高は、現在、6弦12フレットで2.5mm、1弦1.6mmとなっており、サドル高が高くなった事もあると思いますが、サドルのエッジを鋭角にして頂いた事もきっと私の好みの方向に好影響を与えてくれたのではと個人的に思っております。

で、その私の好みとは、弦の張りです。

テンション感とも言うのかもしれませんが、私はこれが強い方が好きなのです。

実際、このサドルでバラニックを弾いていますが、以前より張りのある引き締まった感じがしますし、右手のタッチもより好みの方向に近付きました。

 

そういう訳で、今回のサドル製作、私には本当に素晴らしく満足のいく結果になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

また、弾き心地もこれほど変化するものとは想像していませんでしたが、これは本当に嬉しい驚きでした。

 

ohtaさん、素晴らしいサドルを作って頂いて、本当にありがとうございました!!

あつかましいですが、夏用もまたお願いします。(^^ゞm(__)m

 

 

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